高齢者に多い傾眠対策に睡眠薬を使う

傾眠とは、どのような状態のことなのでしょうか。
あまり聞きなれない言葉ですが、よく、認知症の患者さんがこの傾眠状態になっていることがあるとされています。
傾眠とは、認知症、お年寄りの方がなる場合には、気力がなく、無気力の状態が続いている結果、このように眠りについているケースがあります。
そのような場合、話しかけたり、呼びかけたり、何か外部からの刺激があると、患者さんは目を覚ましますが、暫くしてまたすぐに、傾眠状態に入ってしまうことがあります。
認知症の患者さんで、初期症状の場合には、大きな声で怒鳴ってしまったり、周囲に対して攻撃的な行動を見せることがあり、そのような場合には不眠も伴っているため、医師から睡眠薬が処方されます。
よく、精神科の病棟で、このような傾向がみられることがあり、特に、攻撃的になってしまった認知症の患者さんの場合には、日中に寝てしまい、夜はまったく眠れない、そのようなパターンから、医師の診断で睡眠薬が処方されることがあるものです。
睡眠薬を使うと、あっという間に深い眠りにつけることがほとんどであり、医師の多くが、このような患者さんに対して、健康状態や周囲との環境を見ながら、睡眠薬を処方しています。
傾眠は、上記のように、認知症の患者さんがかかるケースもありますが、他に何かの病気が隠れているケースもあります。
特に、ご高齢の方の場合には、認知症による傾眠かと思っていたら、医師の診断や検査で、他の病気が隠れていた、そのために眠りこんだ状態がずっと続いていた、そのようなパターンがあります。
このような場合には、医師の診察と検査、または入院などにより、その疾患や病気を取り除くことが必要となります。

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